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杏です、ダイハツは６月、「コペン」第３のモデル「セロ」を発売した。
14年発売のモデル「ローブ」などと異なり丸みを帯びたデザインが特徴だ。
１つの光源で上下切り替え可能なヘッドランプを採用。「ローブ」と、ボンネットフード、バンパーなど樹脂製外板11個を交換可能とし、ヘッドランプまで含めたパーツセットも35万円前後で10月に売り出す。
車体剛性を骨格だけで確保した構造を採用することで「着せ替え」を可能とした。
電動式ルーフは約20秒で開閉可能で、閉じている際はゴルフバッグも１個積載できる。
燃料タンクも樹脂製として車両重量はＭＴ車で850キログラムに抑え、燃費はＣＶＴ車でガソリン１リットル当たり25.2キロメートルを達成した。
パドルシフト備えるスズキの「アルト　ターボＲＳ」は最高燃費37キロメートルを誇る「アルト」がベース。
見るからにスポーツカーで２人乗りの他２車と違いオープンカーではなく車高も高いが、最高出力は同じ64馬力で、車両重量が前輪駆動（ＦＦ）車で670キログラムと軽く走りは軽快だ。
変速機構はＡＧＳ（オートギアシフト）と称するＡＭＴのみだが、５速操作ができるパドルシフトを備えた。
ターボが効き始めるまでの時間を短く、ＡＧＳの変速タイミングも早めに調整した。
専用アルミホイールや本革巻きハンドルなどで「アルト」との違いを打ち出した。
自動ブレーキ、誤発進抑制機能などの安全装備を標準搭載し、荷室容量も「アルト」並みだ。